これは、戦後間なしの私の祖父と祖母の写真です。私の家は、農業のかたわら、「ばくろう」といわれる農耕馬の売買や、貸し与える商売をしていました。
父は当時、他の農家の耕作も行っていたらしく、1日中裸足で田んぼの中を馬に引かれて歩き回り、春の終わりには、足の皮が磨り減って、痛くて歩けなくなる。と言っていました。
父は、農業の機械化と共に昭和32年(私の生まれた年)にばくろうを止め、その後養豚や養鶏もやりましたが、52歳で造園業を初め、生涯現役を貫いて79歳で無くなりました。
よく「父を乗り越えたい。」と言う言葉を耳にしますが、私には到底できそうにありません。父の苦労に比べると私は、1/10も経験していないと思います。まして、写真の祖父祖母の時代には、想像のつかない苦労があったことと思います。
このように、先祖の多大な苦労の下に受け継がれてきた農地。粗末にすることなく、しっかり受けついでいかなければなりません。
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